【アンバサダーレポート】八ヶ岳 ”Duck Pond” byさとキャン△

【アンバサダーレポート】八ヶ岳  ”Duck Pond” byさとキャン△

6月も下旬。
梅雨真っ只中のこの時期はキャンプの予定を立てるのも一苦労。
我が家では晴れを求めて北から南までキャンプ地を探すため、日程を決めてからキャンプ前日まで天気予報とは常ににらめっこ。

今回もある程度の候補地はあったものの、実際にキャンプ地が決まったのは出発の2日前のことだった。

 

さて、そんなこんなで今回訪れたキャンプ場は八ヶ岳の東麓、長野県川上村に位置する

”ist-Aokinodaira Field”。

場内には川が流れ、池や川・林間や広場など様々なシーンが広がっている。

どのサイトもロケーションが美しく、以前SNSで知ってから一度訪れてみたいと思っていたキャンプ場だ。

 

仙台からは何度か休憩を入れて車で8時間ほど。日付が変わり始めた頃に仙台を出た。

天気予報は直前まで二転三転し、曇り一時雨。道中何度か雨に降られながらも車を走らせる。

長野県に入る頃には夜もすっかり明け、空には青空が広がり、すれ違う車も増える。
高速を降り、山道を進み、レタス畑を抜けるとようやく「ist」の看板が見えた。 



敷地中央に管理棟があり、チェックインを済ませ場内を散策。

平日だったため空きに余裕があったが、やはり人気の池に面したサイトには前日の宿泊者がテントを張っていた。

 

川沿いのRiverサイトはAとBの2種類があり、River Aでは唯一直火ができるサイトである。川沿いのサイトもロケーションは一級品なのだが、池に面するサイトのロケーションがあまりにも神秘的だったため、悩みに悩んだ末前日の宿泊者の撤収をのんびり待つことにした。

実はここの管理棟はCAFE・BAR&DININGとしても営業しており、川の流れる音・鳥の鳴き声を聴きながら自家製ドリンクを飲んで過ごす時間もまた至高。

 

午後になり、池のサイトが空いたため設営を始めた。

このサイトにはDuck Pondという名がついており、毎年子育てのためにカモが飛来するという。運が良ければカモに出会えるとのことで、今回のキャンプでも何度か池を泳ぐ親子の愛らしい姿が見られた。

 

▲まるで映画の世界のワンシーンかのような神秘的なロケーション。

 

 

湖面には親子のカモが泳いでいる。

 

今回のキャンプでは相棒のAsgardのフロアシートを外し、インナーキャビンを用いて2ルームver.のスタイルを選択。夜には雨が降り出したためこのスタイルがマッチし、思いのほか快適に過ごすことができた。

 

管理棟ではist-Aokinodaira original beerである”After the Fog”をはじめ、様々なクラフトビールが置いてある。焚き火との相性も抜群だ。もちろんCAFE・BAR&DININGでも飲むことができる。

 

 

 

cafeではmorning setもあり、季節の素材を使った日替わりのワンプレートとスープは美味。

朝から自然の音に包まれながらのんびりと過ごす時間もここならでは。cafeを抜ける風と木の香りが心地良い。

 

”ist-Aokinodaira Field”はスタッフも気さくでフレンドリーな方々でとても暖かかった。ここは様々なロケーション、それぞれのシーンに合わせた温もりや癒しに溢れている。管理棟だけでなく、トイレやシャワーをはじめとする設備やロッジ等もとても綺麗で木の温もりを感じる素敵なデザイン性に優れていた。

いつもはキャンプの際は忙しなく動いているのだが、たまにはこうして自然の音に耳を傾けながらのんびりと過ごすキャンプもいいものだ。

片道およそ500kmという距離ではあるが、またすぐにでも訪れたい。そんな素敵なキャンプ場に出会うことができた。

 

 

 

さて、次はどこにいこうか。