【現地レポート】Nordisk Sales & Marketing Conference 2024

【現地レポート】Nordisk Sales & Marketing Conference 2024

皆が口をそろえて言います。「今が一番よい季節だよ」と。

デンマークの長い冬が明け、菜の花畑の鮮やかさが眩しいこの場所に、世界中からノルディスクのスタッフが集結した5月某日。
年に一度の「2024セールスミーティング」がノルディスク本社のあるシルケボーで開催されました。このセールスミーティングは、来年の新商品のお披露目と、ユーザーのみなさまにお届けするまでのところについての、作戦会議です。

本社(メインキャンプサイト)のあるシルケボーは、首都コペンハーゲンから車で3時間半ほど西、海と島を超えた向こうにあります。デンマークにおける「アウトドアの首都」と呼ばれており、イメージとしては日本の軽井沢に近い、自然の広がる高級住宅街のような場所です。

日常的に自然を取り入れるデンマーク人にとっては、仕事終わりにすぐ美しい自然で過ごすことができ、晴れていれば天国のような場所です。

 

本社は今年の2月に元あった場所から隣の建物に移動し、昔は製紙工場だった大きく高さのある建物に広々とデスクやテントが並べられています。オフィススペースの奥には広々としたアイランド型のキッチンがあり、お昼になるとスタッフが集まり昼食をとります。普段はノルディスクスタッフに食事を作ってくれる専属シェフがいます。

 

キッチンからオフィスへと続く通路。大きなポーラーベアが座っています。

 

ノルディスクスタッフの「Magical Moment 」の写真が飾られています。

ノルディスクでは自然の元で体験した忘れられない時間を「Magical Moment」と呼んでいます。

 

 

滞在中は世界中のスタッフが食事をオフィスにあるダイニングキッチンで摂りました。紙ではないリアルな食器にハムやチーズ、果物などを乗せ、食後はお皿をキッチンの食器洗浄機に入れ、いっぱいになったら機械を回します。

セールズミーティング初日の夜は、ワイルドクッキングのシェフとして活躍しているブライアンによる、外の焚き火で焼いたお野菜やお肉、お魚をみんなでテーブルを囲んでいただきます。フィンランドから来た身体の大きなノルディスクチームに囲まれ、木板に乗った大きなお魚を目の前にすると、時差ボケで意識が浅い中でも、北欧に来た実感が増しました。

 

新商品や商品の展開についてのミーティングの後は、恒例のカヤック。

本社からバスで5分ほどの森を流れる川から、ライフベストを被ってカヤックに乗ります。

カヤックに慣れている本国メンバーはかなり手前からスタートしていましたが、私たちが漕ぎ始める頃には同じ場所にいて、すぐに追い越されてしまいました。

初夏の爽やかな風を感じながら、前へとオールを漕ぎ続け、新商品のテントが並んでいるキャンプフィールドに到着します。

その日は、みんなテントで宿泊。諸々ミーティングを終えると、食事をしながら各国のノルディスクチームと交流します。長い夜が明けた朝の鳥のさえずりは、日本とはまた違う様々な鳥の声が聞こえ、耳で北欧を感じられた時間でした。

みなさまにお伝えできるのはこれくらいなのですが、ノルディスクチームで集まるこの時間を通して、デンマーク人がご機嫌に生きるための様々な工夫を目の当たりにしました。ノルディスクブランドに根付く「Nature is Luxury」を、世界のノルディスクチームを通して、みなさまに少しでも感じていただければ幸いです。