北欧神話とNordisk

北欧神話とNordisk

Nordisk商品の名前の由来をみなさんご存知ですか?

「Asgard(アスガルド)」や「Kari(カリ)」など、日本で多くのNordiskユーザーの方に呼んでいただいているこれらの名前。不思議だなと思われていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

歴史や神話がお好きな方はお気付きかもしれませんが、実はNordisk製品の多くは北欧神話にゆかりのある言葉から名付けられています。

北欧神話は、キリスト教化以前にスカンディナヴィア人が有していた土着の宗教・信仰・伝説から成る文書です。ゲルマン人の古来の習俗や精神を理解する上で貴重な資料となっています。

その北欧神話に登場する名称で、みなさんに馴染みのありそうなものでいうと、寝袋の下に敷くNordiskのマット「Gandalf(ガンダルフ)」。(商品はこちら

トールキンの小説「指輪物語」や「ホビットの冒険」などでご存知の方も多いのではないでしょうか。
ガンダルフは、北欧神話に登場するドワーフのひとりで、「魔法(=ガンド)の心得のある妖精」だとされています。ノルウェーやアイスランドで起きた出来事をもとに書かれた散文作品集には、「ノルウェー地域の王」として、ガンダルフの名前が登場します。

つづいて、マーベル・コミックでもお馴染みの「Asgard(アスガルド)」。

「Asgard(アスガルド)」は「北欧の神々の国」を意味します。 北欧神話では、ユグドラシルという世界を体現する一本の木があり、「Asgard(アスガルド)」は最も高い枝の上にある神々の本拠地「エシル」です。
ユグドラシルに内包される9つの世界のうちの1つで、燃える虹の橋ビフレストを通じてのみ渡ることができます。ここには古代の神々ヴァニルと、オーディン率いる武闘派神々が暮らしています。オーディンは妻のフリッグとともに、アスガルドの中にあるヴァルハラ城に住んでいます。
ちなみに、ユグドラシルはYggdrasilと表記しますが、こちらはNordisk商品に多機能リュックとして登場します。(商品はこちら

ユグドラシルの9つの世界には「Asgard(アスガルド)」のほかにも、
・光の妖精が住む「Alfheim(アルフェイム)」
・豊穣の神、ヴァン親族が住む「Vanaheim(ヴァナヘイム)」
・巨人の住む「Utgard(ウトガルド)」
・人間の住む「Midgard(ミッドガルド)」
など、Nordiskユーザーなら聞き覚えのある名称がついています。

 

なぜテントに北欧神話に関連する名前がつけられたのか、というところはこれから調査いたしますので、またのご報告をお待ちください。

北欧神話について調べ始めると、様々な神様や、親族間の闘争、世界の分断など、人間の歴史の流れに類似した情報が出てきて、かなり興味深いです。

上記で挙げた以外にも、北欧神話にまつわる商品名がついているものいくつかあります。公式オンラインストアの商品ページの説明欄に、名前の由来が書いてあるものもありますので、ぜひチェックしてみてください。