【アンバサダーレポート】内と外の曖昧な境界線 by 宮本夫妻

【アンバサダーレポート】内と外の曖昧な境界線 by 宮本夫妻

子供の頃、夏になると寝る前に母が蚊帳をつってくれた。

網戸から入る風が心地よく、ふわっと囲まれた

蚊帳の中から見える白くぼんやりした世界が

好きだった。

たった1枚の薄い布が、内と外を曖昧にわけて特別な空間を作り出す…

 

私にとってテントとはそういうものなのかもしれない。

 

そんなふうに思ったのは

【THRYMHEIM 3PU】を初めて張った時

だった…

 

 

 

 

少し前、久々のキャンプは、大人気のキャンプイベント!

プライベートなキャンプで自然を感じる穏やかな時間が好きだけど、キャンプイベントはなんだかお祭り感があってまた別物のワクワク感。

 

いつもはヴィーンテージトレーラーと

アスガルドでキャンプをしているが、

今回はかなりの人で賑うだろう。

あまり広くサイトは使えないかな…

ということで

テントはいつものアスガルドではなく

【THRYMHEIM 3PU】を初張りすることに。

 

 

ヴィーンテージスタイルにはコットンテント!

そう思い込んでいたけれど、

 

【THRYMHEIM 3PU】の深いオレンジと

淡いブラウンとマスタードのカラーは

ヴィーンテージ心をやけにくすぐる。

 

あっという間に設営完了!

これなら私のソロキャンにも使えそう。

設営のしやすさに驚いた。

 

 

しかも最新のテントとは思えないほど

ヴィーンテージスタイルによく馴染む

 

 

そして張ってみて改めて思ったのが、

そのドラマティックな形状

 

 

正面や後ろから見ると三角形

 

上から見ると四角形

見る角度で形状がどんどん変わる!

 

 

ヴィーンテージトレーラーは、もっぱら

ベッドのまま寝室として使っている。

 

ヴィーンテージのタープの下は

ダイニングコーナー。

 

では【THRYMHEIM 3PU】は…

 

夜、BARのように暖をとりながらお酒を飲んだり…

 

昼間はガゼボのようにお茶したり…

 

 

雨が降り出したらギアを全室に避難させたり、

夜も、食料やゴミ箱を全室にしまったりと、

 

 

それほど大きなサイズではないのに

センターポールがないから、中は広々、

前室も大活躍!

 

 

 

 

 

 

 

 

すっかり【THRYMHEIM 3PU】に

魅力されてしまった私…

 

 

何より感じるのは

 

 

この安らぎ感…

 

メッシュのインナーテントが、なんとなく

子供の頃の蚊帳の中に入った時の特別感と

安心感を思い出させてくれた…

 

 

たった1枚の薄い布が、内と外を曖昧にわけて特別な空間を作り出す…

 

 

家ほど頑丈じゃなく、もっと外を感じる

特別な内側…

 

 

個でありながら、周りや自然との深い繋がり

を心地よく思い出させてくれるのも

キャンプの醍醐味かもしれない。